やれやれ、年が暮れる。
今年一年、いろいろお世話になりました。
応援して下さった方、ありがとうございました。
どうぞよい新年をお迎えください。
今日は5時か6時までダーティ・ワークのゲラ。そのあとカレと飯食って街へ繰り出す。
いつもと一緒だなあ。
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今年一年、いろいろお世話になりました。
応援して下さった方、ありがとうございました。
どうぞよい新年をお迎えください。
今日は5時か6時までダーティ・ワークのゲラ。そのあとカレと飯食って街へ繰り出す。
いつもと一緒だなあ。
明日でもいいんだけれど、今日やっちゃいます。今年の総括。
体力的には日経新聞プロムナードとハナコを同時連載したのはこたえましたが、無事終了して良かったです。絲的サバイバルの案が決まって動き出したのも大きい。
小説は小すばで連作5本、あとは「ぶんたろう」「うつくすま」「エスケイプ」「アブセント」と数えてみれば9本。うひー、去年より多いよ。
単行本は「沖で待つ」「絲的メイソウ」「エスケイプ/アブセント」の三冊。これは三年間同じペース。文庫本で「イッツ・オンリー・トーク」と「海の仙人」。
生活面では群馬に全面移住したことが、なによりのプラス。多分もう二度と東京に住むことはないでしょう。
6月から鬱、9月から躁をやってしまったのは、過労に対する管理が不十分だったためもある。仕事への影響は最小限にとどめた。長期休暇は3月と10月に取ったものの、余暇をどう過ごすかは、来年も課題。馬にも乗れてないしなぁ。
目標進捗、振り返り
(2006年の目標)
・イギリスに行ってロビン・ヒッチコックに会う。まずはパスポートの取得から。
・過労にならないよう、適度にだらだらする。
・つつがなく連載エッセイを終結させる。
・東京から完全撤退する。
・手応えのある中編を書く。
・長続きする彼氏をつくる。
日本でロビンに会っちゃいましたね。来年はちょっと無理かもしれないけれど、パスポートは取得。また会いたいです。
過労、おもいきりなってますね。連載エッセイはOK。東京から完全撤退達成。手応えのある中編ーーエスケイプを中編と呼んでいいのなら。長続きする彼氏をつくる、誰だそんな目標挙げたの、バカ。
(2007年の目標)
・週二日は休肝する。
・セネガルで充実した日々を過ごす、来年中に紀行文の要点を一通りまとめる。
・群像、文學界の小説を仕上げ、野性時代の小説に取り組む。
・不定休でもいいので、休暇を作ってしっかり休む。
・体重を減らす。10%、できれば20%。
・群馬弁の上達
「まいったなあ」
「うぁ、またですか」
「違うってそりゃ」
「いや、困ったな」
「ここはこれでいーんだよ」
小すばの連作「ダーティ・ワーク」の単行本ゲラを読みながらのひとりごと。いろいろ問題が多くて頭が痛いが、年末年始はこれが仕事の中心になる予定。
「しょーがねー、散髪でも行くかー」
うちのクルマがまたやってくれた。シートベルトを一旦締めると、解錠できないの。十回くらいやらないと自由の身になれない。これはものすごくカッコ悪いし、トイレに行きたいときとか悲惨だ。ほんと、退屈させないクルマだなあ。ちょうど今日、整備工場に行く用事があったので、調整してもらったけれど、「だめなら助手席と交換したら」って、助手席に誰も乗らないのを見透かしたように言われてしまった。助手席には代行んとき私が乗るんだよ。
出版社からも仕事納めメールが来る。若い女性編集者に「正月用のパンツ買いましたか?」とセクハラ発言をして「なんのことですか」と言われてしまった。お正月って新しいパンツと靴下じゃなかったっけ。オヤジみたいで恥ずかしいっす。
絲山賞というのを、個人的に、毎年やっている。要は私が一年間に読んで一番面白いと思った作品を公表するというもの。一昨年は古処誠二氏と町田康氏、昨年は赤染晶子氏にさしあげた。さしあげたって言っても、ここに書いてるだけで、受賞者に通知もしなければ何も出さない。名誉でも不名誉でもない賞です。
ということで、今年は第三回。多和田葉子氏の「海に落とした名前」(新潮社刊)が受賞となりました。
本の読み手というのは大抵、大まじめなんだけれど、そこをずらして、書き手ではなく、主人公がふざけている。その頃合いがすばらしい。表題作は飛行機の緊急着陸で自分の名前を忘れてしまった主人公が、最初はほとんど無言で、最後には饒舌に話しだすというもの。その饒舌さの飛び具合が面白くて、名前と記憶という二つの中心を持った楕円が不規則に回転しているような印象を受ける。しかし、それが決して不愉快でないのは、トーンが一定して清潔であり、言葉が繊細に組み上げられているからだと思う。個性的な登場人物たちも、浮くことなくしっくりはまっているのは見事だ。
幾多の賞を受賞されている多和田さんは、絲山賞など進呈されても何もうれしくないとは思うけれど、今年のナンバーワン(と言ってもたくさん読んでいるわけではありません)ということで、読者のみなさまにはおすすめします。お正月に読む本を探している方はぜひ。
一晩寝たら風邪っぽいのは治っていた。心配していた強い雨もやみ、クーペで病院へ。ロドピン、バルネチール、メレリル、ジプレキサといった(私にとっては)強い薬がなくなった。躁は一段落。9月からだから長かった。
風が強い。高速では死んだワイパーが動いた。家に帰ってきたら家が揺れていた。ドアが鳴り、サッシが鳴り、換気ダクトが鳴り、配水管が鳴る。大賑わい。
街に出た。何を書きたいのか考えながら歩いた。買い物もちょっとした。水曜なのに金曜日の気持ちがする。年の瀬なんだなあ。
午前中、上毛新聞来宅。ゲラを受け取り、直す。
気のせいだと思うが風邪っぽい。咽喉が痛くて寒気もする。熱っぽいかどうかはよくわからない。でもごはんはちゃんと食べた。頭が痛いのは脳味噌が腐ってるからでしょう。暇なら寝とけって? おっしゃる通り。
ウチには体温計がない。あんまり好きじゃないのだ。熱があったら休もうと思って計ったときには平熱で、これは高熱に違いないと確信を持ったときには電池が切れている。薄情なやつだと思って捨ててしまった。熱なんて計ったって下がるわけじゃないもん。
体重計がないのも同じ理由。計っても痩せない。
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